札幌を拠点にタイのチェンマイやバンコクにもオフィスを持つウェブディレクションチームGear8は、2016年6月からサテライトオフィスとして福岡市西区今宿の『SALT』を選びました。現在Gear8では社員12名全員がそれぞれ年に7日間『SALT』で働く、という取り組みを導入しています。北と南にオフィスを持つようになり、働き方はどのように変わったのでしょうか。代表の水野さんに聞いてみました。

—まず、主な事業内容を教えてください。

ウェブディレクションチームということで、ウェブサイトやウェブサービスの企画・設計やデザイン、構築と訪日外国人旅行客向けの自社サービスをメインで行っています。

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—リモートワークを導入した理由は何でしょうか?

理由は2つあります。1つは、各エリアの優秀なクリエイターさんとつながるためです。我々が手掛けるプロジェクトをサポートいただける方を探しています。
もう1つはメンバーがいつもと異なる空気や空間に身を置くことで、新しいアイデアが生まれたり気分をリフレッシュできるからです。

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—サテライトオフィスを東京ではなく地方、その中でも福岡に決めたのはなぜでしょうか?

地方にいるとどうしても東京に出るのがルールのようになっていますよね。そうではなくて、東京の仕事を地方の優秀なクリエイターさんとやるのが新しいと感じていて。プロジェクトが完了して世の中にお知らせする時も、距離の離れた札幌と福岡のクリエイターがコラボレーションしてつくりましたということでニュース性も高まると考えています。

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—札幌から福岡に全社員が交代で行き来するとなると、どうしても大きなコストがかかってしまいますが……。

費用対効果という意味では、他の福利厚生をメンバーに提供するよりも充分に効果を感じることが出来ています。社員1人に対する移動費と滞在費が10万円ほどですし、昔に比べたら飛行機代も安くて宿泊施設も整っていてリモートワークしやすい環境ですよ。実際にメンバーからは、札幌とは気候やビジネス環境の違いがある福岡で7日間働くことで刺激になっているという声も聞いています。同じ空間で仕事するよりも、意外とリモートワークの方がコミュニケーションを円滑に進めることができる場面もあるので、今後もエリアを広げて積極的に取り入れていきたいと思います。これからリモートワークを取り入れる会社も増えてくれば、「リモートワーク予算」として経費確保するのが当たり前になるかもしれませんね。

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—海外でのリモートワークはされていないのですか?

今のところ、チェンマイやバンコクのオフィスは数名かが出張として利用している形なので、明確なリモートワークの拠点にはなっていません。ですが最終的にはアジア圏10拠点にそれぞれ8名ずつディレクターを配置して、80人体制のウェブディレクションチームにしようと考えています。国内の北と南の拠点に加えて、我々の発想とは異なる海外のクリエイティブを加えて、今までにない面白いものを作っていきたいですね。